なんといっても、掃除機です。

掃除をする際は、畳の目に沿って、掃除機をかけてください。

拭き掃除は、から拭きです。

雨が降った次の日は湿気が多いので、２日～以上、晴れが続いたときに、窓を開け、風を入れ換気をしてください。

畳はたくさんの湿気を蓄えてしまいます。

しかし、畳が自ら湿気を放出することもできる、とても優秀な床材です。

そんな畳ですが、最近の建築構造では「気密性」が高すぎて湿気を吸収する一方になってしまいがちです。湿気を放出することができない状況が発生しています。

この状態が続くと、当然「カビ」が発生します。さらに、「ダニ」まで寄生しやすい環境になってしまいます。

カビ予防策は、ズバリ「換気」です。

換気のポイントは、風の通り道を意識してください。

例えば「玄関と和室」といったように通り道を作ることがとても大切です。

もちろん晴れた日に行いましょう！換気が、何よりもカビ・ダニ予防の効果があります。

梅雨の時期は、「エアコンの除湿」などがあればおすすめです。ぜひお試しください。

ダニ対策には、「掃除機」です。

畳だからダニが発生するわけではありません。むしろ、他の床仕上げ材である絨毯などと比較してみても、畳のほうが、ダニの発生率は低いです。その差は明らかです。

「ダニ」は高温多湿＋たんぱく質があれば発生、増殖します。

だから、こまめに掃除機をかけ、ゴミなどがない状態を維持し「換気」がしっかりされていれば、ダニ予防としては最高です！

注意してほしい事は「畳＋絨毯」要注意です！

畳の上に絨毯を敷く、絨毯を家具の下に滑り込ませていて、絨毯が敷きっぱなしになっている状態。これが一番「ダニやカビ」が発生しやすい状態におちいります。すぐ外に干せるようなサイズの絨毯を使うことをおすすめいたします。